<施工例№081>思い出の家具・建具を生かしたオシャレな古民家再生
古民家再生
東京在住のT様。ふる里の佐賀のお住まいをリノベーションしたいというご相談でした。
老朽化した住まいは、それでも建主の思い出がつまった床柱や建具などあり、当社としても何とか次の世代に伝えていきたいという思いがわいてきました。
基本設計は、旧家屋部分をLDK・畳コーナーを設けた吹き抜け空間にしました。また、増築部分をゲストルームと主寝室、洗面浴室に配置しました。
玄関には、この家に古くからある長持をカットして壁に取付けました。また、古い床柱や落とし掛けを再利用して、玄関ホールにデザインとして配置しました。
LDKのカウンターに欄間をはめ込んだり、円形のアンティークの建具をキッチンのサイドに活用したりと、気品のある落ち着いたLDKになりました。
壁紙に関しては、大胆な柄を採用された施主のセンスが光ります。
随所にこだわりがかいま見えるT邸。T様には「東京には戻りたくないな」という嬉しいお言葉をいただきました。
これから、佐賀のお住まいも多いに活用していただけるものと確信いたしました。
- 佐賀県佐賀市 T邸(平成29年8月末完成)
- 工事内容:築 80年 全面改修
- 施工面積:170.83㎡(51.67坪)